更年期障害とは
更年期とは、一般的に閉経前後の10年間を差します。更年期障害とは、この時期に起こる、主にホルモンバランスの乱れを原因とした様々な不調のことです。現在、更年期の女性の20~30%程度が更年期障害に悩んでいるとされています。「ほてり」「発汗」「頭痛」「腹痛」「下痢・便秘」「耳鳴り」「不眠」などの身体的な症状だけでなく、「いらいら」「意欲低下」「抑うつ」「情緒不安定」などの精神的な症状が現れることもあります。症状が悪化した場合には、日常生活に支障をきたるようになることもありますので、更年期障害のお悩みは、女性医師のいる当クリニックまでご相談ください。
更年期障害の主な症状
身体的な症状
ほてり
発汗
多汗
頭痛
腹痛
下痢・便秘
耳鳴り
不眠
肩こり
動悸・息切れ
めまい
関節痛
月経不順
性交痛
知覚過敏
精神的な症状
いらいら
意欲低下
抑うつ
不安
情緒不安定
更年期障害が起こる原因
更年期障害は、閉経にともなう女性ホルモンの分泌の急激な減少によって起こるとされています。閉経前後は卵巣機能が低下し、「エストロゲン」という卵胞ホルモンの量が減少します。これによってホルモンバランスが乱れ、身体的・精神的な症状が引き起こされると言われています。
更年期障害の治療
当クリニックでは、基本的に漢方療法、ホルモン補充療法、プラセンタ注射などの治療によって、更年期障害の症状緩和をはかります。患者様の症状によっては、向精神薬を投与する場合もあります。