卵巣がんとは
卵巣がんとは、子宮の両側にあり、排卵と女性ホルモンを分泌する臓器である卵巣にできる悪性腫瘍です。自覚症状がほとんどないため発見が難しい病気ですが、進行すると命に関わる場合もありますので、婦人科で定期検診を受診して早期発見に努めるようにしましょう。
卵巣がんの症状
卵巣がんは「沈黙の腫瘍」とも言われ、無症状のまま進行することの多い腫瘍ですが、進行すると次の症状などが現れる場合があります。少しでも異常を感じたら、すぐに当クリニックまでご連絡ください。
月経不順
食欲低下(すぐに満腹感を覚える)
腹部の腫瘤感・膨満感
頻尿
下腹部痛
排便・排尿障害
慢性骨盤痛
卵巣がんの早期発見にはエコー検査が有効です
卵巣がんは「沈黙の腫瘍」とも言われ、無症状のまま進行することの多い腫瘍です。さらに、初期の卵巣がんの発見に有効なエコー検査は公的負担の検診に組み込まれていないため、専業主婦やパートなど、会社の集団検診を受ける機会のない方などにとっては、より早期発見が難しい病気であると言えます。「月経不順」や「下腹部痛」などの症状が現れることもありますが、その時にはすでにがんが進行してしまっているケースが多いので、その前に年1回、婦人科の定期検診でエコー検査を受診して、早期発見に努めるようにしてください。